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海に囲まれた日本では、魚を干して保存性を高めた
干物という文化が古くは、縄文時代からの食文化として伝えられています。

昔は、海沿いの町から内陸部に魚を移動するときに
生のままではすぐに傷んでしまう為、塩を振り干すことにより、
良い保存状態のままの移動を可能にしてきました。

現代では文明も進み、生のままでも魚介類を
長時間移動させることは安易です。

そんな現代でもなぜ干物という文化があるのでしょうか?

移動の手段の為だけならわざわざ手間をかけて干す必要はないですよね?

干物の作り方は様々ですが、一般的には塩を振り天日で干すと言うのが一般的です。
魚肉は塩を振るとタンパク質に粘りが出ます。

この状態で乾燥させることによって、タンパク質の構造が変わり、
身に弾力が出て風味が増します。

さらに、天日干しすることで余計な水分が飛び
旨味成分のアミノ酸が増し、旨味成分が濃縮されます。

現代では、移動手段というよりも、
美味しく食べるための手段として干物にすることが多いようです。

生の魚よりも保存が楽で、長く美味しく頂ける素晴らしい技術ですね。


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